3章 宇沢先生のレクチャー
ふきげんな地球とうまく付き合う方法

「炭素姫救援のためには、まず地球のメカニズムをしっかり知っておく必要があります。地球はひとつのシステムとして動いています。システムの一部が壊れると、次々と連鎖的にシステム破壊が起こります。温暖化問題もシステム破壊の結果生じてきたものです。原因と結果を間違えると、対策も傷口に絆膏を貼るような対症療法になってしまいます。だから炭素姫救援のためには、地球のシステムがなぜ壊れてしまったのかをはっきりさせ、その上で炭素姫救援のための対策を考え、行動することが大切です」
私のレクチャーは、こうして始まった。
「地球のシステムを維持するために守るべき三つの原理、原則の話をしますが、疑問があれば、その場で質問してください。『 Q & A 』方式でやりましょう」と私が提案すると、皆も大きく頷いた。

レクチャー1 地球は有限だよ

人間は自然界の一部に過ぎないのに・・・

人間は元々自然界の一部に過ぎません。人類の歴史を振り返ると、実は、自然界と人間社会は長い間、ずっと良好な関係を保ってきました。大自然に包まれた人間社会は、自然界から様々な資源を得てそれを利用し、活用することで成り立ってきました。食料や資源、きれいな空気や水、生活していくために必要なほどほどの温度など、自然がもたらしてくれる様々な恵(めぐみ)を人類は心ゆくまで享受してきました。自然界に対して人間社会が小さかった時代には、自然界から必要な資源を取り出し、使い終わればそれを自然界に戻すというワンウエイ(一方通行)型のライフスタイルは、ごく当たり前の行為で、特に問題はありませんでした。
森林や水、魚介類などの再生可能な資源の供給力は、人間社会の需要を大きく上回っていたし、石油や金属資源などの枯渇性資源も豊富に存在していました。有害廃棄物を浄化する自然の復元力も大きく、少々の有害廃棄物にはびくともしませんでした。地球は無限といえるほど人間にとって頼りになる大きな存在でした。
この良好な関係が20世紀後半の「膨張の時代」を経て大きく壊れてしまいました。
地球は有限な惑星です。資源は使えば使うほど減少し、やがて底を突いてしまいます。有害物質を自然が持つ浄化能力を超えて過剰に排出し続ければ、自然環境は目に見えて悪化してしまいます。
ところが人類は豊かさを求めて、あたかも地球が無限であるかのように錯覚してしまい、地球資源を無秩序に大量採取・掘削し、不必要なものも含め、様々な製品を大量に生産し、それを消費してきました。その過程で発生する様々な有害物質を自然界にバラ撒き続けました。その結果、資源の枯渇化や深刻な環境破壊を引き起こしてしまいました。
辛抱強い地球もさすがに堪忍袋の尾を切らして、不機嫌になりました。最近の異常気象―熱波、寒波、旱魃、巨大化し荒々しくなったハリケーンや台風集中豪雨、洪水、氷河の融解、潮流の海岸侵食、海面水位の上昇などは、地球の怒りの現われといえるでしょう。

地球は人間の体にそっくりなんだ

地球はブループラネット(青い惑星)と呼ばれています。宇宙から地球を見ると、全体がきれいなブルーの星に見えます。地球面積の約4分の3が海で占められており、それで遠くから地球を見ると青く見えるわけです。地球が水の惑星とも言われるのも、そのためです。
地球は人間の体に実によく似ています。いま、地球を水の惑星と言いましたが、人間の体も、6割近くが水でできています。赤ちゃんの場合なら、7割近くが水です。もし、人間の体が透明なら、体の半分以上が水でできており、ブルーのインクで着色すると、ブルーヒューマンビーイング(青い人間)に見えるはずです。
地球が人間に似ているといったのは、実は水が主成分であるという共通点だけではありません。私たちの健康はムリをすると必ず損なわれてしまうことです。地球も同じでムリをすると正常な機能が失われてしまいます。


私たちは、生きていくために日に三度の食事(エネルギー源)を摂り、様々な活動をします。エネルギーを使って活動するため、活動後には様々な老排物が発生し、体外に排泄されます。摂取するエネルギーと排泄物の関係、つまりインプットとアウトプットの間に適正なバランスが保たれていれば、私たちの体の健康は維持されます。しかし暴飲暴食、過食、偏食、運動不足、睡眠不足などの不規則な生活を続ければ、体のどこかに変調をきたし、様々な病気を併発し、健康を損ねてしまいます。なぜ変調が起こるかといえば、人間の体が有限で、無理がきかないためです。
地球も同じです。人間が、生活の豊かさを求めて森林を伐採する行為は別に非難されるべきではありません。問題は伐採のスピードです。森林の再生速度を超えて大量に伐採を続ければ、森林は丸坊主になってやがて無くなってしまいます。地下水も雨が降って自然に溜まる速度を超えて、大量に汲み上げ続ければ、早晩涸れてしまいます。鯨やマグロなどの漁業資源も再生速度を無視して乱獲を続ければ、絶滅してしまいます。
再生可能な資源である森林、地下水、漁業資源などは上手に使えば半永久的に利用できますが、再生速度を超えて使えば、資源を枯らしてしまいます。そして現在は危険ラインをすでに突破しています。
レクチャー1の結論は次の通りです。

有限な地球を損なわない行動をしよう


ハルカが早速質問の口火を切った。
「なぜ、森林や地下水、漁業資源が危険ラインを突破してしまったのですか」
「良い質問ですね」、
「皆さんは、どう思いますか」と私は皆にハルカの質問を投げかけた。
人口爆発と急速な経済発展が原因ではないですか」と大倉完良が即座に答えた。
「アメリカ西部の穀倉地帯の調査に行った時、電動揚水ポンプが石油採掘の現場みたいに、地下水を空高く吹き上げているのを見たことがあります。この調子で汲み上げれば、自然の雨だけでは補給できず地下水はやがて枯渇してしまうのではないかと思い、背筋が寒くなったことを覚えているよ。揚水技術の進歩が地下水枯渇の大きな原因だと思った」と野口一郎。
「海釣りに行くと、漁師が魚群探知機で、魚の集まっているところを調べ、そこへ直行します。探知機を備えた漁船の人気は高いですね」と魚釣りが趣味だという湯川雫も経験談を述べた。
私はレクチャーを再開した。
 人口爆発と経済発展によって、再生可能資源が急減しているのは事実ですね。アフリカでは料理やお湯を沸かすための薪が極端に不足しているし、住宅や道路、家具、さらにパルプ用の木材需要も世界中で増え続けています。一方でオイルヤシなどのプランテーションや山火事による原生林の喪失も大きく、世界の森林は毎年、熱帯林を中心に日本国土の3分の1近くが失われています。地下水も漁業資源も再生速度を超えて使い続けてきたため、目に見えて減少しています」

自然資源収奪型技術の評価はむずかしいね

野口さんが指摘したように、自然資源を効率よく手に入れるための技術が、目覚しい発展をとげたことも無視できません。「必要は発明の母」という言葉がありますが、自然資源を効率的に確保する技術の改善や発明は、大きなビジネスチャンスになります。
しかし、そうした技術は、一方で自然環境を加速度的に破壊し、資源を枯渇させてしまう負の側面を持っています。私は「環境経済入門」という自著の中で、そうした技術を「資源収奪型技術」と名付けました。その代表として、ダイナマイト、チェーンソー、電動揚水ポンプ、魚群探知機の4つをあげています。これらの機器類の登場によって、資源確保が容易になり、大量生産、大量消費社会への道が開かれました。
余談になりますが、チェーンソーについては、忘れられない思い出があります。1970年代の初め、私はブラジルのアマゾンに入植した日本人農民を取材したことがあります。その時、農民が「アマゾンは緑の魔界だ」と疲れ切った表情で嘆いていた姿を今でもはっきりと覚えています。せっかく苦労してジャングルを開墾しても、1週間も放っておくと、あっという間に樹木が生い茂り、人を寄せ付けない元の緑の魔界に戻ってしまうのだという。旺盛な自然の復元力にお手上げの様子でした。
それからわずか数年後、アマゾンの開発にチェーンソーが使われるようになると、緑の魔界は見る見るうちに切り倒されてしまいました。その跡地に、ハンバーガー用の肉牛牧場がつくられ、最近では大規模大豆農場をつくるために伐採が続けられています。ヘリコプターからアマゾンの森を見下ろすと、東西南北に幹線道路が走り、その周辺に無数の小さな道路が毛細血管のように張り巡らされています。アマゾンの土地は赤い土なので、その姿は、上空から見ると、瀕死の巨人が血まみれになってのた打ち回っているような凄惨な姿に見えました。世界の酸素の約3分の1を供給してきたといわれるアマゾンの緑は減少に歯止めがかからず、このまま伐採が続けば「今世紀末には、砂漠化してしまう恐れがある」との警告が一部の科学者から発せられています。
自然資源収奪型の技術は、ビジネスとして考えれば、生産性を飛躍的に向上させ、世界経済の発展に大きく貢献してきました。しかし一方で、過剰採掘、過剰伐採、過剰揚水、過剰漁獲が後を絶たず、資源の枯渇化に拍車がかかっています。

再生不可能な資源の扱い方はどうするの?

ここで、湯川雫が手を挙げて、質問した。
「再生可能な資源については分かりましたが、石油とか鉄や銅といった金属資源など再生不可能な資源については、どのように考えればよいのですか」
「これも、グッドクエスチョンですね」と私はちょっとおどけた表情で言って、さらに続けた。
石油や鉄などの金属資源などは、枯渇性資源と呼んでいます。地下資源として存在している資源を使いきってしまえば、当然、底を突いて無くなってしまいます。枯渇性資源の正しい利用の仕方については大きく二つの方法が考えられます。
一つは代替資源の開発、もうひとつは、リサイクルです。
まず、代替資源の開発について考えてみましょう。石油は典型的な枯渇性資源です。今のような速度で石油を使い続ければ、あと40年ほどで枯渇してしまうと石油専門家は指摘しています。
この場合、どのように対応したらよいでしょうか。もちろん石油を使わないという選択があります。しかし、この選択は現実的ではありません。明日から石油を使うことを禁止したら、経済活動が止まってしまい大混乱に陥るでしょう。私たちの日常生活も電気が使えなくなるなど様々な支障が生じます。枯渇性資源だからといって、その使用を全面的に禁止するのは得策ではありません。

代替資源の開発が必要ですね

現実的で賢明な方法は、代替資源の開発です。40年後に石油がなくなってしまうなら、なくなる前に、石油に代わる新しいエネルギー源を開発し、利用できる体制を整える準備を進めることです。太陽光発電や風力発電、野口さんの小水力発電なども、代替エネルギーの一部です。代替エネルギーの開発にはお金がかかります。そのお金の調達に当たっては、たとえば、石油の売り上げの一定額を税金などの形で徴収して、それを代替エネルギーの開発に振り向けることなどが考えられます。
これは、「言うは易く、行うは難し」です。しかし、代替エネルギーの開発なしに石油を使い続ければ、石油は枯渇し、人間社会はエネルギー不足で行き詰まってしまうでしょう。石油の消費は代替エネルギーを開発し、その供給量の範囲に止めることが望ましいのですが、この原則はほとんど無視されて、石油の大量消費が続けられているのが、現状です。

地下資源の多くは地上資源として存在している

枯渇性資源のもうひとつの有効な利用の仕方がリサイクルです。金属資源の多くは地下資源として存在しています。産業革命以降の経済の近代化、発展に大きく貢献をしてきました。その結果、地下資源は減少の一途をたどっています。水銀、銀、スズ、鉛、金などは、すでに地下埋蔵量の7割以上が採掘され使われてしまっています。亜鉛やマンガン、銅なども埋蔵量の半分以上、無限にあると思われている鉄でさえ、3分の1以上が採掘済みです。現在のような速度で、枯渇性の金属資源が消費され続ければ、これらの資源の多くも、2050年頃には底をついてしまうだろう、と多くの資源専門家は推定しています。
しかし地下資源は、地球上から消えてしまったわけではありません。どこに行ってしまったのでしょうか。それは地球上の様々な人工物―道路や鉄道、架橋、工場、学校や病院、オフィスビル、個人住宅、さらに自動車や家電類などの膨大な製品群―の中に形を変えて蓄積されています。私は地上の人工物に使われている資源のことを地上資源と名付けました。地下資源の多くは、いまや地上資源に姿を変えて存在しているわけです。

エコデザインの発想が大切だよ

これまで人工物が取り壊される場合、そこに使われていた資源の多くはごみとして捨てられてきました。しかし地下資源が枯渇してきた現状を考慮すれば、もはやこのようなムダは許されません。人工物に寿命が来て取り壊さなければならなくなった場合、そこに埋め込まれている資源を上手に取り出し、素材ごとに集めてリサイクル(再生利用)することが必要です。全国各地で、ごみを分別し、資源ごみをまとめて集め、リサイクルする活動が広がっていますが、新しいライフスタイルとしてとても大切なことです。
一方、新たに人工物をつくる場合、事前にどのような資源がどの場所にどのくらい使われているか、人工物の寿命は何年か、寿命がきた場合、どのような設計にしておけば、解体が簡単で資源を取り出しやすいかなどをしっかり分析、調査したうえで設計すれば、資源のリサイクルに便利です。この設計のことをエコデザイン呼んでいます。エコデザインは環境配慮の都市設計や街づくりになくてはならない設計思想といえるでしょう。

国連大学のゼロエミッション構想も参考になるよ

国連大学は、廃棄物の再資源化を可能にする新しい産業クラスターの形成をゼロエミッション構想として提案しています。ゼロエミッションとは、廃棄物ゼロという意味です。またクラスターとはひとつの固まり、集団を意味する言葉です。新しい産業群と言い換えてもよいでしょう。それではどのような産業群の形成を提案しているのでしょうか。
たとえば、A企業が排出する廃棄物をB企業が原材料に使う、B企業が排出する廃棄物をC企業が原材料として使う、そしてC企業が排出する廃棄物をD企業が原材料に使う・・・という具合に、廃棄物を原材料に使う新しい産業群ができれば、廃棄物をゼロに近づけることが可能です。そうした新しい産業群を築くためには、同業種ではなく異業種企業間の協力が前提になります。
ゼロエミッションの考え方は、生態系からヒントを得ています。自然界には廃棄物というものは一切存在しません。自然界に存在するものは、必ず誰かの何かの役に立ち、廃棄物を出さずに持続可能な変化を遂げています。その点で、生態系は完全なゼロエミッション・システムといえます。
食物連鎖を考えてみましょう。シカやシマウマのような草食動物は草木を食べて生活しています。ライオンやトラなどの肉食動物は、草食動物を捕らえて餌にしています。その肉食動物も死んでしまえば、土に戻り、微生物によって分解され、草木の栄養になります。
もし生態系に擬して、廃棄物を資源として利用できる産業生態系が構築できれば、廃棄物をゼロに近づけることができるのではないか、という発想が国連大学のゼロエミッション構想の提案になっています。

レクチャー2 地球上の物質はすべて循環しているんだね

人間活動が自然循環に悪影響を与えている・・・

「地球のシステムを理解するための基礎知識として、ぜひ理解してもらいたい第二のポイントは物質循環です」と述べ、私は、次のテーマに移った。

地球上に存在するすべての物質は、減ることもなく増えることもなく姿、かたちを変えながら忙しく移動しながら循環しています。私たちの体を構成する細胞も、ほぼすべてが1年に1回、入れ替わっています。古くなり役割を終えた細胞は体から排出され、新しい細胞をつくるための新たな原子が外部から入ってきます。「エコロジカル・フットプリント」という本の中に、こんなくだりがあります。
「私たちのからだを作っている原子は、これまでたくさんのさまざまな生物のからだを経てきたものである。人間の体内にある原子は、かつて地球上を徘徊していた恐竜の原子であったかもしれないし、また、シーザーやクレオパトラの原子を持っている人もいるかもしれない」
炭素も、大気や海の中では、酸素と結合して二酸化炭素として存在しています。地殻中では他の物質と結合して石灰岩など様々な鉱物を構成し、植物中では窒素と結合し、植物の骨格を作っています。このように形の違う炭素の化合物が自然のエネルギーや人間の力によってかたちを変えられ、場所を移動しながら循環しています。
循環しているのは原子だけではありません。大気や水といった物質も地球上を循環しています。大気循環、水循環などと呼ばれており、皆さんもその言葉を聞いたことがあると思います。大気の循環は地球の自転と太陽エネルギーの温度差によって引き起こされる貿易風や偏西風のような大きな循環と陸上と海洋の温度差によって起こる地域的な循環があります。アジア・モンスーンは後者の代表です。インドやインドネシアなどのアジア地域では、夏場には海洋から陸地へ向けて風が吹き、冬場には逆に陸地から海洋に向けて吹きます。このため、陸地では、夏が雨季、冬が乾季となります。風の向きと雨季、乾季は密接に関係しています。

「ザ・ディ・アフター・トゥモロー」が教えてくれたもの・・・

水はそのほとんどが海洋に存在しますが、水蒸気となって大気中を上昇し、雨や雪となって地表に降り注ぎます。陸地に降った雨は地下水になったり、河川を流れて再び海に注ぐという循環を繰り返しています。海流も表面付近の循環だけではなく、表面から深海底に沈み込み深海底をゆっくり移動する深層水循環と呼ばれるものもあります。
数年前、話題になったアメリカの科学ホラー映画「ザ・ディ・アフター・トゥモロー」は、この海流循環が温暖化によって停止してしまう結果起こってくる異常気象がテーマになっています。
メキシコ湾流は塩分濃度の高い暖流です。アメリカ東部海岸を北上し、大西洋を横断し、イギリス沖をさらに北上し、北極海に達します。そこで急速に冷却化され、海底へ向け滝のような勢いで沈み込みます。その沈み込むエネルギーに引き寄せられて、メキシコ湾流が北極海まで北上してきます。西ヨーロッパやアメリカ東部地域が緯度の高い割に温度が高く、比較的住みやすいのはメキシコ暖流のお陰です。このメキシコ暖流が、何かが原因で北上しなくなれば、西ヨーロッパやアメリカ東部地域は、シベリア並みの極寒の地になってしまいます。「ザ・ディ・アフター・トゥモロー」は、温暖化の影響でメキシコ暖流の北上がストップしてしまい、アメリカ東部地方一帯が冷凍庫の中のような極寒の地になった場合の混乱状態を描いたものです。
 人間活動によって、自然の物質循環を歪めてしまうと様々な問題が起こってきます。特に急激な温暖化によって、大気や海流の自然の循環を歪めてしまうと、大変なことになってしまいます。
レクチャー2の結論は、以下の通りです。

自然の物質循環を損なわないようにしよう

「質問あり」、といった表情で野口一郎が手を挙げ、
酸性雨やオゾン層破壊と物質循環との間にはどのような関係があるのですか」
一息入れて、私は答えた。
大気や海流は、物質を移動させる「運び屋」としての機能を持っています。毎年、春になると、黄砂が話題になりますね。中国大陸奥地の砂漠の砂が強風で舞い上げられ、上空の偏西風に乗って日本まで飛んでくる現象です。最近では森林減少、土地の劣化、さらに砂漠化の進行などによって、黄砂の発生頻度や黄砂量が増えているという指摘もあります。
酸性雨も、同様で、北米アメリカでは、アメリカとカナダの国境線をなす5大湖周辺のアメリカ側工業地帯の火力発電などが排出する硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)が気流に乗って北上し、カナダ側に酸性雨被害をもたらし、両国間の対立に発展したことがあります。ヨーロッパでも、ポーランドやチェコスロバキアなどの旧東欧諸国の工場地帯が排出するSOxNOxがドイツや北欧諸国へ流れ、森林破壊や湖沼の生物を絶滅させるなどの大きな被害をもたらしました。
オゾン層を破壊するフロンも、長い時間をかけて上昇気流にのって上昇し、さらに南極や北極などの極地に運ばれ、オゾン層を破壊します。
温暖化の原因物質であるCO2も、4ヶ月程度で地球を一周します。従って、CO2の排出削減も、一国だけでは限界があり、国際協力が必要になるわけです。また同じ1トンのCO2を削減する場合は、削減コストの安い企業や地域でやった方が得なので、排出量取引が制度化されるようになっているわけです。

レクチャー3 生物多様性を守らなくてはね

多様性を生み出す地球の恵に感謝を

地球のシステムを理解するための3番目のポイントが、生物多様性の保全です。地球が奇跡の星といわれる理由の一つは、多様な生命体が存在する特別の星だということです。
この点について、ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊博士が興味深い話をしているのを聞いたことがあります。
小柴博士は、「地球には90を超える多様な元素が存在しており、それが人間のような高度な頭脳を持つ生命体をつくり上げている」という話をされたのです。
この話を聞いて、私は目から鱗(うろこ)が落ちたような気持ちになりました。宇宙広しといえども、これだけ多様な元素を持つ星は他にありません。性格の異なる多数の元素が存在し、それらが複雑に組み合わさり、様々な分子をつくり出し、それらが結合して、多様な生命体をつくり上げています。人間のような高度な頭脳を持つ生命体も、多様な元素の結び付きがなければ存在しません。
多様な元素が存在する地球だからこそ、多様な生物が存在できるわけです。
小学校時代のクラスを思い出してください。一つのクラスの中には、男子と女子が半々の割合でいます。その中には背の高い子、中くらいの子、背の低い子など雑多な子供が集まっています。勉強ができる子、できない子、中くらいの子、勉強はできないが運動神経抜群の子、勉強ができても運動の苦手の子もいます。おしゃべり好きの子供もいれば、無口の子もいます。さらに健康な子、病弱の子・・・。よく見ると, ひとりとして同じ子供はいません。40人のクラスなら、40人、一人ひとりに個性があります。「十人十色」とはよく言ったものです。
雑多な個性が集まったクラスで、子供たちは遊んだり、けんかをしたり、勉強しながら社会生活に必要なノウハウを試行錯誤しながら学び成長していきます。雑多な個性がそれぞれの能力を自由に発揮できるような環境こそ望ましい社会です。

多様性は脆くて、壊れやすい、温暖化の影響も深刻だよ

しかし、多様性に富む集団、社会には、積み木細工のようにもろく、壊れやすいという欠陥があります。先ほどのクラスでも、何かの理由で特定の悪ガキが力を持ち過ぎると、いじめが横行し、悪ガキを囲むグループがつくられ、クラスを牛耳るようになると、自由な会話ができなくなり、各人は自分の殻に閉じこもるようになり、クラス全体が萎縮してしまいます。
生物多様性を支えている生態系も同じです。姿かたちが大きく違って見える個々の生物も、元を正せば、原子や分子の組み合わせでできており、その組み合わせがちょっと違うだけで、多様な生物が誕生します。遺伝子を構成する DNA 配列で見ると、人間とチンパンジーの違いは、わずか「1.23%の配列の差」にあるという研究結果があります。人間と植物でさえも、DNA配列から見れば、それほど大きな違いはありません。生命進化の原点にもどれば、動物も植物も同じ先祖を共有しており、極めて近い親類関係にあることがわかります。
また、それぞれの生物は単独に存在しているのではなく、対立、競争、共生などの様々な相互依存関係を保ちながら全体としてバランスのとれた生態系が形成されているわけです。
そのバランスが何かの原因で損なわれると、生物多様性が壊れてしまいます。
国連の推計によると、地球全体で生物種の数は500万から3000万種の間と見積もられています。しかし経済活動などによって森林の減少や湖沼の汚染、海岸の埋め立てなどが進み、その影響を受けて生物種は、20世紀以降、1日に100種以上、年間4万種以上が絶滅していると推定されています。自然界に人間が積極的に介入するようになったことで、絶滅速度は、自然状態の1000倍に達しているそうです。当然生物多様性も大きく損なわれています。
生物多様性は、外部変化にも大きな影響を受けます。経済開発のための森林伐採、湿地帯や海岸の埋め立て、高速道路などの建設、3面コンクリート張りの河川改修、都市化の進行などは、生物の多様性をどんどん壊しています。
現在進行中の温暖化の影響も深刻です。植物は動物と違って自分の力で動くことができません。植物の移動は、主としてタネを風に乗せて遠方に運ぶ、野生鳥獣の餌となる木の実をつくり、糞として遠方に運んでもらうなどの方法が一般的ですが、そのためには何年もの歳月が必要です。温暖化が短期間に急激に進めば、その速度に適応できない植物は絶滅するほかありません。

生態系は4つのサービスを提供してくれるよ

ここで、私はちょっと間をとり、
「何か質問がありませんか」と皆の顔を見渡しながら言った。
ハルカがさっそく手を挙げて、
生物多様性は、人間の生活にどのような貢献をしているのですか」と尋ねた。
「本質的な質問ですね」と私は答え、
「国連が数年前にまとめた『生態系サービスと人類の将来』という報告書の中で、生態系のサービスを4つに分けて説明しています、とてもよく整理されているので、簡単に説明しましょう」と言って、私はまた講義を再開した。
一つ目は、供給サービスです。供給サービスとは食料、水、木材、繊維、燃料、薬草など私たちの生活に必要な資源を供給するサービスです。これらの資源は森林や湖沼、河川海や山など自然界に広く分布しています。私たち人間の生活は、生態系の供給サービス無しでは一日も過ごすことができません。
二つ目のサービスは、「調整サービス」です。調整サービスとは、大気や水、有害化学物質の浄化、大気や水の流れの調整、適温の維持、さらに土壌浸食や自然災害、疫病の制御など自然の営みを調整することで、私たちが安心、安全に生活できるサービスを提供してくれます。
三つ目が「文化的サービス」です。レクレーション、精神的安定、教育などの文化的なサービスを生態系は私たちに提供してくれます。
森の中を歩くと、さわやかな風、小鳥のさえずり、せせらぎ音などが疲れた気持ちを和らげてくれます。高原を駆け回ったり、海水浴を楽しんだり、すばらしい景色をスケッチしたりしてリラックスできます。忙しい現代社会の中で、生態系が与えてくれる文化的なサービスの比重はますます高まっています。
四つ目が「基盤サービス」です。基盤サービスとは、大気中のCO2を有機物に変える光合成(一次生産)、窒素、リン、カリウムなど生物の生長や発展の原材料になる栄養塩の循環、さらに水の循環などです。他のサービスの基盤になるサービスです。基盤サービスが機能しなくなれば、他のサービスの提供もできなくなってしまいます。
生物多様性の保全が必要なのは、突き詰めていえば、生態系の基盤サービスを守ることにほかなりません。

里山と奥山では保全のやり方が違うのはなぜ?

「様々な生態系サービスが私たちの生活を豊かで、実りあるものにしてくれていることがよく分かりますね」と私は言った。
湯川雫が「追加質問をしていいですか」と言った。
私がうなずくと、
生物多様性を守るためには、人間の手が入った方がよいのでしょうか、入らない方がよいのでしょうか」
「ケースバイケースだと思います」と言って、私は話をさらに続けた。
先日、自然保護団体の日本熊森協会の森山まり子会長にお会いし、奥山の保全がなぜ必要なのかについて説明してもらいました。
日頃、大学で環境経済学などを教えていますが、森山さんの話を聞いて、「なるほど、なるほど」と教えられることが多く、森についての知識不足を痛感させられました。
森山さんは、中学校の理科の先生をしていましたが、教え子と一緒に、「クマの棲む最高に豊かな森を子や孫に残そう」という活動を10数年続けています。
 皆さんは里山と奥山の違いを知っていますか。里山は、人が住んでいない大自然(奥山)と都市地域の中間に位置している地域にあります。地方の農村地帯に行くと、集落を取り囲むようにした丘陵や低山、さらに集落の一部にクヌギやコナラ、シイなどの広葉樹でできた二次林の森があります。
これらの森を総称して里山と呼んでいます。里山の森は薪や炭の供給、落ち葉による堆肥など地域農業に欠かせない存在で、昔から地域の人たちが里山を管理してきました。
 しかし、戦後、石油エネルギーへの転換や人口の都市集中、農村人口の高齢化などの影響を受けて、里山の手入れができず、荒廃が進んでいます。特に日本の田園風景の原型といわれる全国各地の棚田は、人手不足で荒廃が目立ちます。これに危機感を抱いた人々が、各地で里山保全運動を展開しています。里山は人間の管理が必要です。

里山は人手が必要だが、奥山は逆に人手が入ると荒廃するよ

 これに対し、奥山は逆で人手が入ることによって荒廃してしまいます。
奥山の荒廃に拍車をかけている最大の原因は、拡大造林です。戦後、広葉樹を中心とした奥山の自然林を切り倒し、スギヤヒノキの造林を山の奥まで拡大した結果、奥山が荒廃してしまいました。現在も国による拡大造林は続けられています。
広葉樹を中心とした奥山の森には様々な樹木や下草が雑多に生えており、保水力は抜群でしっとりと湿っており、森のあちこちから清らかな水が湧き出しています。
広葉樹の森には、樹木の葉や実を食べる様々な虫が群生し、それを食べる野鳥が忙しく動き回っています。ブナやミズナラの実は、クマやリス、イノシシなどの貴重な食料です。
しかし、スギやヒノキの人工林は、野生鳥獣の食料を提供してくれません。太陽の光がさえぎられ、下草も生えません。傾斜地では根付きが悪く、土砂崩れの原因にもなっています。
行き過ぎた拡大造林で食料を奪われた野生鳥獣は急速に減少しています。ツキノワグマが村里に下りてきて、畑を荒らしたり、人を襲ったりして捕殺されるケースが最近急増していますが、その原因は奥山の食料不足にあります。クマの捕殺数は今世紀に入る頃までは、全国で、年間千頭前後でしたが、06年には5千頭近くも捕殺されました。
奥山では植物と動物が密接な共生関係を保っており、その頂点にクマがいます。クマが生息している森は、広葉樹が豊富な自然林で、豊かな水が満ち溢れています。自然と共生してきた日本の文化は、奥山の豊かな水に支えられてきました。
熊森協会では、06年から奥山の自然林を買い取って保全する(奥山保全トラスト)運動を積極的に進めています。これまでに約2千ヘクタール(甲子園球場の約500倍の面積)を保全しています。保全トラスト面積は、日本で最大です。
レクチャー3の結論は、次の通りです。

健全な生態系サービスを次世代へ引き継ごう

最後に「休暇を利用して、皆で、一度、奥山を歩いてみませんか」と言って、私は、少し長くなったレクチャーを終えた。

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

ライフスタイル:ライフスタイル

ある社会や集団での全成員が共有する生活様式や生活の営み方であり、その中の個人の生き方をトータルに規定するようになった認識と行動の枠組みを指す。単に個人の生き方や生活の様式だけでなく、ある種の個人の生活に関わる規範ともなっている。それだけに単なる流行やファッション以上の影響を生活にも与える。その上、個人の社会経済的な地位を表わすものにもなっている。日本の高度成長期に見られるように、生活に関わる規範が資源を浪費するものや、贅沢を追及するものを望ましいとするなら、ライフスタイルは環境問題を悪化させる要因ともなる。そのため、生活の様式と規範の中に環境への配慮を埋め込まないと持続可能な社会の構築は不可能である。近年のLOHASやスローライフなど、環境問題を意識したライフスタイルの登場は、持続可能な社会の成否に大きな影響がある。

スローライフ、生活環境主義、生活知、日常生活論、ロハス

枯渇性資源:こかつせいしげん

石油、鉱物資源のように地殻の中から一度掘り出せばなくなる資源のこと。生物圏から採取する取り出す農林水産資源あるいは風力、太陽光などから得られるエネルギー資源は再生可能資源という。枯渇性資源を現世代の人たちが消費し尽してしまうと、後に生まれてくる世代の人たちに対して世代間の公平性が問題となる。また、先進国の発展のために発展途上国の資源を消費し尽くしてしまうと、南北間の公平性が問題となる。このように、人類の持続可能な発展のためには枯渇性資源の利用の仕方は重要である。

特になし

集中豪雨:しゅうちゅうごうう

比較的短時間に狭い地域に大量の降雨があること。雨量などの明確な定義はないが一時間あたりの雨量が 50ミリを超える場合をさすことが多い。集中豪雨が発生する要因は、前線、集風線、大気の不安定などがあり、これらにより発達した積乱雲により局地的な豪雨がもたらされる。日本では、梅雨末期に発生しやすく、本州一帯に梅雨前線が停滞し南から湿った空気が舌状に運び込まれると発生しやすい。また、近年は都市部において集中豪雨の発生が多く見られ、これは都市部のヒートアイランド現象が原因とする説が有力になりつつある。短時間に集中的に降雨が起こるため、都市部では排水処理能力を超えてしまい水害が発生する。都市部以外でも、河川の急激な増水による水害、地すべりなどの土砂災害の危険性が増す。台風と異なり集中豪雨は予測が難しく大きな被害を生みやすい。集中豪雨は、近年増加傾向にありこの原因として気象庁は地球温暖化であるとしている。また、同じ地域が繰り返し集中豪雨に襲われる傾向も近年の特徴である。

特になし

台風:たいふう

特になし

ねったいていきあつ【熱帯低気圧】

異常気象:いじょうきしょう

人が一生のうちでまれにしか経験しないような気象現象で社会的、経済的に大きな被害を与える大雨、強風、干ばつ、冷夏などがある。気象庁ではある場所で 30年に一回程度発生する現象とし、世界気象機関では月平均気温や月平均降水量が過去 30年以上の期間に観測されなかったほど偏った天候を異常気象としている。異常気象による大きな被害が出た例としては 1993年に日本でコメの不作をもたらした冷夏や 2003年にパリで熱中症による死者を出した熱波がある。気象庁の調査では 1998年以降日本は異常高温が多発し熱中症患者の増加が確認されている。都市部における局地的な集中豪雨の増加もみられる。異常気象を発生させる原因は、地球温暖化やオゾンホールの拡大、エルニーニョ、 ENSO 、偏西風の蛇行などが考えられているが明らかではない。都市部における集中豪雨の増加や熱帯夜の増加はヒートアイランド現象に起因すると考えられている。

熱帯夜、干ばつ、ヒートアイランド現象、エルニーニョ、 ENSO 、集中豪雨

海岸侵食:かいがんしんしょく

(beach erosion)砂浜海岸において、砂浜を形成する土砂の供給量が流出する量を下回り、土砂が海岸から徐々に流出し汀線が後退する現象。主な原因は、陸上からの土砂供給量の減少と海域の変化による侵食量の増加にわけられる。土砂供給量の減少の原因は、河川上流部におけるダムの建設による土砂のせき止めや海食崖の護岸による土砂供給の減少がある。海域の変化としては、温暖化に伴う海水面の上昇による侵食力の強化などがある。日本では、全国的に海岸侵食の被害が発生しており、中部山岳地帯に水源を持つ河川によって形成される海岸を持つ富山県、静岡県で被害が大きい。海岸侵食による国土の喪失は年平均 160ha であり、様々な防止策が講じられている。主な防止策としては、突堤やヘッドランドの建設による砂の堆積促進や人工的に砂を供給する養浜がある。

離岸提、シシュマレフ島

乱獲:らんかく

(overfishing)鳥獣や魚介類をむやみに獲ること。漁業では経済性を優先させるため漁船の大型化、漁法の改善などにより大量に取ることが可能となり漁業資源の減少が起こっている。海底付近の魚介類を一網打尽にする底引き網漁は目的魚種以外の小魚などを取り込むため水産資源に対する影響が大きいとされる。乱獲による資源の減少が大きな問題となっているのは鯨である。鯨は古くから食料として利用されてきたが世界中での乱獲によりいくつかの種は絶滅危惧に貧しており国際的な問題となっている。日本国内では全国的に多くの魚種で漁獲量の減少がみられ獲れる魚も小型化している。産卵を控えた小型の魚を獲ることでさらに資源の減少が起こることが懸念される。近年は観賞目的の魚類や両生類などが海外で乱獲され絶滅に瀕しており問題となっている。乱獲による水産資源の減少を防ぐには年間漁獲量の制限、栽培漁業の推進、魚網の網目を大きくし小魚を逃がす工夫や小魚の再放流など資源管理型漁業を進める必要がある。

資源管理型漁業

人口爆発:じんこうばくはつ

時間の推移とともに人口が急激に増加することを指す。狩猟と社会形成の歴史に関する研究結果では、今からおよそ 1万年前の全世界人口は数百万人に過ぎなかったとみられている。その後、農業革命によって人口はゆるやかに増加し、紀元前 5, 000年には 5千万人、紀元初頭には 3億人が生活していたとみられている。世界人口は産業革命の始まる 1600年を過ぎた頃から急増しはじめ、 1804年に人口が 10億人になった。しかし、それから 150年も経たない 1960年には 30億人に達した。さらに人口が 50億人から 60億人になるのに 12年を要しただけだった。結局、世界人口は 1900年代において 3倍にふくれあがったことになる。現在、 10秒毎に約 25人が世界人口に新たに加わり、 1年では 7, 800, 000人の増加となる。2006年 5月現在、世界人口は 65〜66億人と推定され、この増加率を維持すると、 2050年には 90億人を突破すると予想される。

特になし

原生林:げんせいりん

人間の手の入らない林野のこと。日本では屋久島の一部や白神山地の一部など、そうした土地は少ない。林野の保全形態は各国の自然保護の意識を知る上では非常に重要な視点である。アメリカは、自然保護を原生林など手付かずの自然を残すことに焦点を当ててきたし、イギリスでは景観美としての自然にウェートがおかれてきた。しかし、国土や自然環境の異なる日本においては、里山や棚田など、自然に手を加えながら多様な生態系を維持しようとしたり、景観を維持しようとしたりしてきた。北山杉など美林という言葉に代表されるように、手を加えながら森林の保全に努めてきた。このような人間の手を加えた森林のことを原生林に対応して「天然林」という。

里山、白神山地、ナショナル・パーク、屋久島

人口爆発:じんこうばくはつ

時間の推移とともに人口が急激に増加することを指す。狩猟と社会形成の歴史に関する研究結果では、今からおよそ 1万年前の全世界人口は数百万人に過ぎなかったとみられている。その後、農業革命によって人口はゆるやかに増加し、紀元前 5, 000年には 5千万人、紀元初頭には 3億人が生活していたとみられている。世界人口は産業革命の始まる 1600年を過ぎた頃から急増しはじめ、 1804年に人口が 10億人になった。しかし、それから 150年も経たない 1960年には 30億人に達した。さらに人口が 50億人から 60億人になるのに 12年を要しただけだった。結局、世界人口は 1900年代において 3倍にふくれあがったことになる。現在、 10秒毎に約 25人が世界人口に新たに加わり、 1年では 7, 800, 000人の増加となる。2006年 5月現在、世界人口は 65〜66億人と推定され、この増加率を維持すると、 2050年には 90億人を突破すると予想される。

特になし

過剰揚水:かじょうようすい

地下水を電動ポンプなどにより涵養量以上にくみ上げること。降水による供給量を上回る消費を続けることで地下水は枯渇する。地下水は水質がよく水温が安定しており、上水道のような大規模な設備を必要としないため古来より生活用水などとして利用されてきた。都市圏では安価な地下水を工業用水や生活用水として大量に利用したため地下水位の低下が起こり、地盤沈下が発生した。東京では下町地域が地盤沈下により海抜以下の標高となったため問題となり揚水規制が実施された結果、地盤沈下の沈静化がみられ地下水も回復している。アメリカのグレートプレーンズや中国内陸部では化石帯水層と呼ばれる古い時代に形成された地下水を利用して灌漑農業が行われており、重要な穀物供給地となっている。しかし化石帯水層は涵養が非常に遅いため過剰揚水による地下水の枯渇が問題となっている。これらの地域は乾燥地帯であり地下水の枯渇は農業の破綻を意味し世界の食糧不足を招く危険がある。

地下水涵養、グレートプレーンズ、オガララ帯水層、深層地下水

地下資源:ちかしげん

(underground resources)地下に存在する資源。地下には石油、石炭などのエネルギー資源、鉄、銅、アルミ、金、銀などの様々な金属資源、さらに石灰石や石英、石膏などの鉱物資源などがある。これらの資源の多くは、主として発展途上国の地下に埋蔵されており、途上国は地下資源大国だった。だが、工業化の過程で地下資源は大量に採掘され、先進工業国に運ばれ、道路、鉄道、工場、住宅、ビル、工業製品などの人工物の中に埋め込まれている。これらの資源を地上資源と呼ぶ。先進工業国はいまや地上資源大国になっている。

地上資源

枯渇性資源:こかつせいしげん

石油、鉱物資源のように地殻の中から一度掘り出せばなくなる資源のこと。生物圏から採取する取り出す農林水産資源あるいは風力、太陽光などから得られるエネルギー資源は再生可能資源という。枯渇性資源を現世代の人たちが消費し尽してしまうと、後に生まれてくる世代の人たちに対して世代間の公平性が問題となる。また、先進国の発展のために発展途上国の資源を消費し尽くしてしまうと、南北間の公平性が問題となる。このように、人類の持続可能な発展のためには枯渇性資源の利用の仕方は重要である。

特になし

リサイクル:リサイクル

廃棄物を原料ないし資源として再利用すること。「再資源化」や「再生利用」といわれることもある。具体的には、使用済み製品や生産工程から出る廃棄物などを回収したものを、利用しやすいように処理し、新しい製品の原材料として使うことを指す。狭義では、新製品に使う原料として再資源化ないしは再生利用する「マテリアルリサイクル(つまり原料リサイクル)」を意味する概念として限定的に用いられる。広義には、ごみを燃やして、その際に発生する熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル(つまり熱回収)」を含めた概念として用いられる。さらなる広義では、使用済み製品からまだ使える部品を取り出し、新製品に組み込む「部品のリユース(再使用)」も含めてリサイクルと呼ばれることもある。

ゴミ問題、再商品化、再生資源利用促進法、循環型社会、廃掃法、マテリアルリサイクル

枯渇性資源:こかつせいしげん

石油、鉱物資源のように地殻の中から一度掘り出せばなくなる資源のこと。生物圏から採取する取り出す農林水産資源あるいは風力、太陽光などから得られるエネルギー資源は再生可能資源という。枯渇性資源を現世代の人たちが消費し尽してしまうと、後に生まれてくる世代の人たちに対して世代間の公平性が問題となる。また、先進国の発展のために発展途上国の資源を消費し尽くしてしまうと、南北間の公平性が問題となる。このように、人類の持続可能な発展のためには枯渇性資源の利用の仕方は重要である。

特になし

枯渇性資源:こかつせいしげん

石油、鉱物資源のように地殻の中から一度掘り出せばなくなる資源のこと。生物圏から採取する取り出す農林水産資源あるいは風力、太陽光などから得られるエネルギー資源は再生可能資源という。枯渇性資源を現世代の人たちが消費し尽してしまうと、後に生まれてくる世代の人たちに対して世代間の公平性が問題となる。また、先進国の発展のために発展途上国の資源を消費し尽くしてしまうと、南北間の公平性が問題となる。このように、人類の持続可能な発展のためには枯渇性資源の利用の仕方は重要である。

特になし

風力発電:ふうりょくはつでん

(後送)

特になし

地下資源:ちかしげん

(underground resources)地下に存在する資源。地下には石油、石炭などのエネルギー資源、鉄、銅、アルミ、金、銀などの様々な金属資源、さらに石灰石や石英、石膏などの鉱物資源などがある。これらの資源の多くは、主として発展途上国の地下に埋蔵されており、途上国は地下資源大国だった。だが、工業化の過程で地下資源は大量に採掘され、先進工業国に運ばれ、道路、鉄道、工場、住宅、ビル、工業製品などの人工物の中に埋め込まれている。これらの資源を地上資源と呼ぶ。先進工業国はいまや地上資源大国になっている。

地上資源

地上資源:ちじょうしげん

(ground stock resources)先進工業国の道路や鉄道、工場、住宅、工業製品などにストックとして埋め込まれている地上資源。これらの資源の多くは、かつて途上国の地下資源として存在していた。人工物はやがて寿命がくる。その場合、先進国は人工物に埋め込まれている資源を積極的にリサイクルさせ、枯渇気味のバージン原材料は途上国や将来世代が利用できるように残しておく配慮が求められている。

地下資源

地下資源:ちかしげん

(underground resources)地下に存在する資源。地下には石油、石炭などのエネルギー資源、鉄、銅、アルミ、金、銀などの様々な金属資源、さらに石灰石や石英、石膏などの鉱物資源などがある。これらの資源の多くは、主として発展途上国の地下に埋蔵されており、途上国は地下資源大国だった。だが、工業化の過程で地下資源は大量に採掘され、先進工業国に運ばれ、道路、鉄道、工場、住宅、ビル、工業製品などの人工物の中に埋め込まれている。これらの資源を地上資源と呼ぶ。先進工業国はいまや地上資源大国になっている。

地上資源

リサイクル:リサイクル

廃棄物を原料ないし資源として再利用すること。「再資源化」や「再生利用」といわれることもある。具体的には、使用済み製品や生産工程から出る廃棄物などを回収したものを、利用しやすいように処理し、新しい製品の原材料として使うことを指す。狭義では、新製品に使う原料として再資源化ないしは再生利用する「マテリアルリサイクル(つまり原料リサイクル)」を意味する概念として限定的に用いられる。広義には、ごみを燃やして、その際に発生する熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル(つまり熱回収)」を含めた概念として用いられる。さらなる広義では、使用済み製品からまだ使える部品を取り出し、新製品に組み込む「部品のリユース(再使用)」も含めてリサイクルと呼ばれることもある。

ゴミ問題、再商品化、再生資源利用促進法、循環型社会、廃掃法、マテリアルリサイクル

枯渇性資源:こかつせいしげん

石油、鉱物資源のように地殻の中から一度掘り出せばなくなる資源のこと。生物圏から採取する取り出す農林水産資源あるいは風力、太陽光などから得られるエネルギー資源は再生可能資源という。枯渇性資源を現世代の人たちが消費し尽してしまうと、後に生まれてくる世代の人たちに対して世代間の公平性が問題となる。また、先進国の発展のために発展途上国の資源を消費し尽くしてしまうと、南北間の公平性が問題となる。このように、人類の持続可能な発展のためには枯渇性資源の利用の仕方は重要である。

特になし

埋蔵量:まいぞうりょう

(reserves)鉱物・エネルギー資源は採掘を続ければいずれ枯渇するという特徴がある。したがって、工業化社会では、地殻近くの中に存在する資源の量すなわち埋蔵量が常に重要な問題になる。埋蔵量には、究極理論埋蔵量、確認埋蔵量、可採埋蔵量など、資源を実際に採掘する際の品位、需要量、開発コスト、市場価格、探鉱技術、採掘技術、利用技術の進歩によってその資源の経済性が決まるので、究極理論埋蔵量以外は時代とともに変化する。

特になし

地下資源:ちかしげん

(underground resources)地下に存在する資源。地下には石油、石炭などのエネルギー資源、鉄、銅、アルミ、金、銀などの様々な金属資源、さらに石灰石や石英、石膏などの鉱物資源などがある。これらの資源の多くは、主として発展途上国の地下に埋蔵されており、途上国は地下資源大国だった。だが、工業化の過程で地下資源は大量に採掘され、先進工業国に運ばれ、道路、鉄道、工場、住宅、ビル、工業製品などの人工物の中に埋め込まれている。これらの資源を地上資源と呼ぶ。先進工業国はいまや地上資源大国になっている。

地上資源

地上資源:ちじょうしげん

(ground stock resources)先進工業国の道路や鉄道、工場、住宅、工業製品などにストックとして埋め込まれている地上資源。これらの資源の多くは、かつて途上国の地下資源として存在していた。人工物はやがて寿命がくる。その場合、先進国は人工物に埋め込まれている資源を積極的にリサイクルさせ、枯渇気味のバージン原材料は途上国や将来世代が利用できるように残しておく配慮が求められている。

地下資源

地下資源:ちかしげん

(underground resources)地下に存在する資源。地下には石油、石炭などのエネルギー資源、鉄、銅、アルミ、金、銀などの様々な金属資源、さらに石灰石や石英、石膏などの鉱物資源などがある。これらの資源の多くは、主として発展途上国の地下に埋蔵されており、途上国は地下資源大国だった。だが、工業化の過程で地下資源は大量に採掘され、先進工業国に運ばれ、道路、鉄道、工場、住宅、ビル、工業製品などの人工物の中に埋め込まれている。これらの資源を地上資源と呼ぶ。先進工業国はいまや地上資源大国になっている。

地上資源

ライフスタイル:ライフスタイル

ある社会や集団での全成員が共有する生活様式や生活の営み方であり、その中の個人の生き方をトータルに規定するようになった認識と行動の枠組みを指す。単に個人の生き方や生活の様式だけでなく、ある種の個人の生活に関わる規範ともなっている。それだけに単なる流行やファッション以上の影響を生活にも与える。その上、個人の社会経済的な地位を表わすものにもなっている。日本の高度成長期に見られるように、生活に関わる規範が資源を浪費するものや、贅沢を追及するものを望ましいとするなら、ライフスタイルは環境問題を悪化させる要因ともなる。そのため、生活の様式と規範の中に環境への配慮を埋め込まないと持続可能な社会の構築は不可能である。近年のLOHASやスローライフなど、環境問題を意識したライフスタイルの登場は、持続可能な社会の成否に大きな影響がある。

スローライフ、生活環境主義、生活知、日常生活論、ロハス

リサイクル:リサイクル

廃棄物を原料ないし資源として再利用すること。「再資源化」や「再生利用」といわれることもある。具体的には、使用済み製品や生産工程から出る廃棄物などを回収したものを、利用しやすいように処理し、新しい製品の原材料として使うことを指す。狭義では、新製品に使う原料として再資源化ないしは再生利用する「マテリアルリサイクル(つまり原料リサイクル)」を意味する概念として限定的に用いられる。広義には、ごみを燃やして、その際に発生する熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル(つまり熱回収)」を含めた概念として用いられる。さらなる広義では、使用済み製品からまだ使える部品を取り出し、新製品に組み込む「部品のリユース(再使用)」も含めてリサイクルと呼ばれることもある。

ゴミ問題、再商品化、再生資源利用促進法、循環型社会、廃掃法、マテリアルリサイクル

リサイクル:リサイクル

廃棄物を原料ないし資源として再利用すること。「再資源化」や「再生利用」といわれることもある。具体的には、使用済み製品や生産工程から出る廃棄物などを回収したものを、利用しやすいように処理し、新しい製品の原材料として使うことを指す。狭義では、新製品に使う原料として再資源化ないしは再生利用する「マテリアルリサイクル(つまり原料リサイクル)」を意味する概念として限定的に用いられる。広義には、ごみを燃やして、その際に発生する熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル(つまり熱回収)」を含めた概念として用いられる。さらなる広義では、使用済み製品からまだ使える部品を取り出し、新製品に組み込む「部品のリユース(再使用)」も含めてリサイクルと呼ばれることもある。

ゴミ問題、再商品化、再生資源利用促進法、循環型社会、廃掃法、マテリアルリサイクル

ゼロエミッション:ゼロエミッション

(zero emission)廃棄物ゼロ。国連大学が 94年に提唱した「国連大学ゼロエミッション研究構想」の中で初めて使われた。ゼロエミッションの基本的な考え方は、地球上に存在するすべての物質は、有用な資源として使える。だから本来廃棄物は存在しないと考える。廃棄物が存在するのは、それを有効に活用する社会的、経済的システムや技術が未開発、未成熟であると考える。たとえば A 産業が排出する廃棄物を B 産業が原材料に使うといった具合に廃棄物の再資源化が可能になるような産業クラスター(群)を軸とした産業構造を創り出すことで、廃棄物をゼロに近づけることができる。

エコタウン事業

ゼロエミッション:ゼロエミッション

(zero emission)廃棄物ゼロ。国連大学が 94年に提唱した「国連大学ゼロエミッション研究構想」の中で初めて使われた。ゼロエミッションの基本的な考え方は、地球上に存在するすべての物質は、有用な資源として使える。だから本来廃棄物は存在しないと考える。廃棄物が存在するのは、それを有効に活用する社会的、経済的システムや技術が未開発、未成熟であると考える。たとえば A 産業が排出する廃棄物を B 産業が原材料に使うといった具合に廃棄物の再資源化が可能になるような産業クラスター(群)を軸とした産業構造を創り出すことで、廃棄物をゼロに近づけることができる。

エコタウン事業

ゼロエミッション:ゼロエミッション

(zero emission)廃棄物ゼロ。国連大学が 94年に提唱した「国連大学ゼロエミッション研究構想」の中で初めて使われた。ゼロエミッションの基本的な考え方は、地球上に存在するすべての物質は、有用な資源として使える。だから本来廃棄物は存在しないと考える。廃棄物が存在するのは、それを有効に活用する社会的、経済的システムや技術が未開発、未成熟であると考える。たとえば A 産業が排出する廃棄物を B 産業が原材料に使うといった具合に廃棄物の再資源化が可能になるような産業クラスター(群)を軸とした産業構造を創り出すことで、廃棄物をゼロに近づけることができる。

エコタウン事業

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

微生物:びせいぶつ

主に顕微鏡下での観察対象となる、大きさがおおよそ 0.1mm 以下の生物の総称。細菌類やラン藻類などの原核生物および原生動物や酵母、糸状菌など微小な真核生物がこれに当たる。また、ウイルスを微生物とすることもある。地球には、病原微生物、発酵作用のある微生物、土壌中の微生物など医学的、農学的に人間生活と深い関係をもつものが多くある。

特になし

食物連鎖:しょくもつれんさ

自然界において生態系のバランスが保たれているのは、生物間で食べたり食べられたりする捕食関係の食物連鎖とよばれるネットワークによるものである。植物やプランクトンのように有機物をつくっているものを生産者、人間を含めて有機物を食べる草食動物や肉食動物を消費者と呼ぶ。草食動物は草を食べて、その草食動物を肉食動物が食べる。微生物は他の生物あるいはその排泄物を分解して生態系を保つ役割を果たし分解者と呼ばれる。環境が破壊されると、生物の生息地の減少や棲息条件の悪化によって食物連鎖の元となる生態系のバランスが崩れる。捕食者の頂点に立つ狼や虎などが絶滅すると、食物連鎖の下位の鹿など一部の動物だけが異常繁殖したり、食物連鎖のネットワークも崩れる。

特になし

産業生態系:さんぎょうせいたいけい

(industrial ecology)自然の生態系(ecosystem)には廃棄物という概念はない。例えば、生産者である植物に対する消費者である草食動物、草食動物に対する捕食者である肉食動物、森林の落ち葉、枯れ木、動物の死骸、排泄物などはすべて分解者である微生物や菌類によって土にかえる。このような自然の生態系にならって、ある産業の廃棄物は他の産業の原・燃料として利用する仕組みを異業種間でつくりあげれば産業廃棄物は無くなるという基本的な考え方。各種産業が協力し合って、廃棄物あるいは未利用資源・エネルギーを利用し合うことから産業共生(industrial symbiosis)ともいう。日本では、火力電力・鉄鋼・非鉄金属・セメント・建材・製紙などが広域的に産業クラスターをつくり、産業生態系が形成されているといえる。デンマークのカルンボー市ではセメント・石油精製・発電所・薬品・建材・製薬などの工場が一つの町に集約され、廃棄物、余剰エネルギー、水などをやりとりしており、産業共生と呼んでいる。

特になし

ゼロエミッション:ゼロエミッション

(zero emission)廃棄物ゼロ。国連大学が 94年に提唱した「国連大学ゼロエミッション研究構想」の中で初めて使われた。ゼロエミッションの基本的な考え方は、地球上に存在するすべての物質は、有用な資源として使える。だから本来廃棄物は存在しないと考える。廃棄物が存在するのは、それを有効に活用する社会的、経済的システムや技術が未開発、未成熟であると考える。たとえば A 産業が排出する廃棄物を B 産業が原材料に使うといった具合に廃棄物の再資源化が可能になるような産業クラスター(群)を軸とした産業構造を創り出すことで、廃棄物をゼロに近づけることができる。

エコタウン事業

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

物質循環:ぶっしつじゅんかん

炭素、窒素、硫黄などの元素が化合物として、その形を変えながら生態系を循環している様子をいう。食物連鎖や分解によって生物の間を移動した化合物は、無機的環境を経由して再び生物に戻るという循環を繰り返している。炭素循環の一部を例にとると、大気中や水中の二酸化炭素をもとに、生産者が光合成によって作った有機物、つまり炭素の化合物は消費者へと移るが、同時に、生産者や消費者の呼吸により、有機物中の炭素は二酸化炭素として無機的環境に排出され、再び光合成に利用される。一般に、物質循環の過程では物理、化学的な形態の変化をともなう。

特になし

エコロジカル・フットプリント:エコロジカル・フットプリント

(ecological footprint)人間は様々な資源を自然の土地から調達、消費している。一方で人間が排出する廃棄物をやはり自然が吸収し、気候を安定させ、生命を維持するサービスを提供してくれる。このように、人間が生きてゆくためには様々な自然資源が必要であるが、その自然資源量を土地面積に換算して表したものをエコロジカル・フットプリントといい、地球環境の持続可能性評価のツールとして開発された。1975年までは、その面積は地球一個でなんとか間に合ったが、 2000年には地球の許容量を 20%オーバーした。このことは、地球の環境容量を上回って自然を酷使していることを意味する。もし、世界中の人たちがアメリカ人並みの生活を求めると、地球はあと 4個必要という計算になる。このエコロジカル・フットプリントは、人間が消費する資源量や自然の廃棄物収容量を土地面積で表し、すでに過剰な消費で地球の環境許容限度を超えていることに警告を発しているわけである。

特になし

二酸化炭素:にさんかたんそ

(carbon dioxide)炭素の酸化物で炭素原子一個に酸素原子二個が結合した物質で常温常圧下では気体である。大気中に約 0.03%含まれる。水に溶けやすく溶液は炭酸と呼ばれ弱酸性を示す。常温では液体にならず-79℃で昇華して固体のドライアイスとなる。炭素を含む物質を燃やすことや動植物が呼吸することなどで発生する。植物は大気中の二酸化炭素を光合成によって有機物として固定する。二酸化炭素は、温室効果ガスとして働き大気中に微量に含まれることで地球の平均気温を 15℃前後に保つ重要な役割を有している。産業革命以前の二酸化炭素濃度は 0.028%であったものが現在は 0.037%へ上昇している。これは、自然の炭素循環に含まれない化石燃料の大量消費により二酸化炭素の放出が急速に増大したことに起因する。化石燃料の消費とともに熱帯林などでの森林資源の大量伐採は、二酸化炭素の吸収源の減少になり二酸化炭素濃度の上昇に寄与している。二酸化炭素の温室効果は、メタンなどよりも小さいものの放出量が全世界で膨大であることから地球温暖化の最大の要因であるとされる。1997年には各国の二酸化炭素排出量の削減目標を示した京都議定書が発行した。大気中の二酸化炭素濃度を減少させる方法には、排出量の削減が一番であるが積極的な植林により森林により二酸化炭素を固定することも効果的である。また、人工的に二酸化炭素を地中や深海の海水などに固定する技術が研究されている。

地球温暖化、温室効果、メタン

水循環:みずじゅんかん

(water cycle)水が気相・液相・固相と相を変えて循環すること。地球上の水は大気中の水蒸気のような気体、海洋や河川などの液体、氷河などの固体の 3相で存在している。地球上の水の分布は、海洋 97.4%、湖沼 0.015%、河川 0.0001%、氷河 2%、地下水 0.6%、大気中 0.001%である。海洋や湖沼から水蒸気として大気を循環し降水や降雪として再び地表や海洋などに戻る。単純なモデルでは海洋−水蒸気−降水−土壌水−地下水−河川−海洋と循環する。近年、農業や工業などの人間活動により河川水や地下水の過剰な利用や都市部の水路整備などにより水循環に影響が出ることが懸念されている。水の相変換には大量の熱エネルギーを必要とし太陽放射エネルギーを利用している。地上から蒸発するときに熱を奪い潜熱を運び凝結時に顕熱を放出することで水循環は熱輸送の機能も有している。大気中の水蒸気は一年間に約 40回入れ替わっており、大気と水の間で水が入れ替わるには約 3000年を要する。

大気大循環、大気−海洋結合大循環モデル

深層水循環:しんそうすいじゅんかん

(meridional overturn circulation)海洋の循環の中で水温や塩分濃度の違いから駆動される海底付近を流れる循環。熱塩循環とも呼ばれる。海水は水温や塩分濃度の違いにより密度が異なり水温が低いほど、塩分濃度が高いほど密度は高い。密度が高くなった海水は重くなり深層へと沈降しそこにあった海水を押しのけ最終的に表層へと上昇し循環が発生する。北大西洋グリーンランド沖合ではメキシコ湾流によって運ばれてきた海水が冷却され比重が重くなり海水が深層へと沈降している。重い海水は大西洋を南下し南極付近のヴェッテル海で深層へと沈降してきた海水と合流し南極大陸周辺を周りインド洋と太平洋へ流れる。インド洋および北太平洋では深層水が押し出され表層へと上昇し表層付近を運ばれる。深層水が北大西洋で形成され北太平洋で上昇するまでの時間は 1000年程度と考えられている。アメリカのブロッカー博士によって提唱され海のベルトコンベアーもしくは提唱者の名前をとりブロッカーのコンベアベルトと呼ばれる。巨大な水塊でありゆっくりと進むため深層水循環は熱循環や物質循環に大きな影響を与えて地球規模での気候に大きな影響を与えている。最終氷期からの温暖化の過程で北大西洋に氷床の融解による淡水が大量に流れ込んだため深層水の形成が阻害されヤンガードライアスイベントと呼ばれる寒冷化を引き起こしたと考えられている。深層水が上昇する北太平洋は深層から豊富な無機栄養塩が供給されるため世界的にも有数な好漁場を形成している。

海洋循環、氷河期、寒冷化

水循環:みずじゅんかん

(water cycle)水が気相・液相・固相と相を変えて循環すること。地球上の水は大気中の水蒸気のような気体、海洋や河川などの液体、氷河などの固体の 3相で存在している。地球上の水の分布は、海洋 97.4%、湖沼 0.015%、河川 0.0001%、氷河 2%、地下水 0.6%、大気中 0.001%である。海洋や湖沼から水蒸気として大気を循環し降水や降雪として再び地表や海洋などに戻る。単純なモデルでは海洋−水蒸気−降水−土壌水−地下水−河川−海洋と循環する。近年、農業や工業などの人間活動により河川水や地下水の過剰な利用や都市部の水路整備などにより水循環に影響が出ることが懸念されている。水の相変換には大量の熱エネルギーを必要とし太陽放射エネルギーを利用している。地上から蒸発するときに熱を奪い潜熱を運び凝結時に顕熱を放出することで水循環は熱輸送の機能も有している。大気中の水蒸気は一年間に約 40回入れ替わっており、大気と水の間で水が入れ替わるには約 3000年を要する。

大気大循環、大気−海洋結合大循環モデル

異常気象:いじょうきしょう

人が一生のうちでまれにしか経験しないような気象現象で社会的、経済的に大きな被害を与える大雨、強風、干ばつ、冷夏などがある。気象庁ではある場所で 30年に一回程度発生する現象とし、世界気象機関では月平均気温や月平均降水量が過去 30年以上の期間に観測されなかったほど偏った天候を異常気象としている。異常気象による大きな被害が出た例としては 1993年に日本でコメの不作をもたらした冷夏や 2003年にパリで熱中症による死者を出した熱波がある。気象庁の調査では 1998年以降日本は異常高温が多発し熱中症患者の増加が確認されている。都市部における局地的な集中豪雨の増加もみられる。異常気象を発生させる原因は、地球温暖化やオゾンホールの拡大、エルニーニョ、 ENSO 、偏西風の蛇行などが考えられているが明らかではない。都市部における集中豪雨の増加や熱帯夜の増加はヒートアイランド現象に起因すると考えられている。

熱帯夜、干ばつ、ヒートアイランド現象、エルニーニョ、 ENSO 、集中豪雨

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

物質循環:ぶっしつじゅんかん

炭素、窒素、硫黄などの元素が化合物として、その形を変えながら生態系を循環している様子をいう。食物連鎖や分解によって生物の間を移動した化合物は、無機的環境を経由して再び生物に戻るという循環を繰り返している。炭素循環の一部を例にとると、大気中や水中の二酸化炭素をもとに、生産者が光合成によって作った有機物、つまり炭素の化合物は消費者へと移るが、同時に、生産者や消費者の呼吸により、有機物中の炭素は二酸化炭素として無機的環境に排出され、再び光合成に利用される。一般に、物質循環の過程では物理、化学的な形態の変化をともなう。

特になし

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

物質循環:ぶっしつじゅんかん

炭素、窒素、硫黄などの元素が化合物として、その形を変えながら生態系を循環している様子をいう。食物連鎖や分解によって生物の間を移動した化合物は、無機的環境を経由して再び生物に戻るという循環を繰り返している。炭素循環の一部を例にとると、大気中や水中の二酸化炭素をもとに、生産者が光合成によって作った有機物、つまり炭素の化合物は消費者へと移るが、同時に、生産者や消費者の呼吸により、有機物中の炭素は二酸化炭素として無機的環境に排出され、再び光合成に利用される。一般に、物質循環の過程では物理、化学的な形態の変化をともなう。

特になし

酸性雨:さんせいう

(acid rain) PH (水素イオン濃度)が 5.6以下の酸性度の高い雨。石炭、石油などの化石燃料の燃焼で排出される硫黄酸化物(SOX)、窒素酸化物(NOX)などの大気汚染物質が雨に溶けて生成される。土壌や湖沼が酸性化することによって森林の枯れ死、魚介類の死滅など生態系に影響を与える。酸性雨は国境を越えて広域に広がる環境問題である。歴史的には 1960年代に北欧で森林被害や湖水の酸性化問題となり、 1970年代にはヨーロッパ各地で森林被害が報告されるようになるとともに、硫黄酸化物が上空の気流に乗って長距離移動して各国が汚染を受けていることが明らかになった。ヨーロッパでは 1979に「長距離越境大気汚染条約」が締結された。北米では 1991年にカナダとアメリカの間で酸性雨被害防止協定が締結された。近年の中国の高度経済成長に伴い、酸性雨の原因物質の排出量が大幅に増加し、日本への影響が懸念されている。

特になし

物質循環:ぶっしつじゅんかん

炭素、窒素、硫黄などの元素が化合物として、その形を変えながら生態系を循環している様子をいう。食物連鎖や分解によって生物の間を移動した化合物は、無機的環境を経由して再び生物に戻るという循環を繰り返している。炭素循環の一部を例にとると、大気中や水中の二酸化炭素をもとに、生産者が光合成によって作った有機物、つまり炭素の化合物は消費者へと移るが、同時に、生産者や消費者の呼吸により、有機物中の炭素は二酸化炭素として無機的環境に排出され、再び光合成に利用される。一般に、物質循環の過程では物理、化学的な形態の変化をともなう。

特になし

黄砂:こうさ

(yellow sand)東アジア内陸部の乾燥・半乾燥地域に分布するタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠および黄土高原の土壌及び鉱物粒子が強風によって巻き上げられ、偏西風によって運搬され日本上空に浮遊し降下する現象。黄砂は非常に微細な粒子からなりエアロゾルの一種である。粒子は偏西風によって運ばれるため、発生源から東側の地域にあたる朝鮮半島、日本で観測され、太平洋を越えグリーンランドでも観測されることもある。空中に巻き上げられた粒子は雲の核となり降水への影響を与える。日本では、春に多く発生し大規模になると空が黄褐色になり降下した粒子により農作物に被害がでるなどの影響が見られる。発生源である中国やモンゴルでは、降塵による影響よりも砂塵嵐による被害が多い。近年、黄砂の発生頻度が高くなり被害が甚大化している。これは、中国内陸部での急速で無計画な森林伐採、農地拡大、過放牧が原因による植被率の減少、砂漠化との関連が指摘され、人為的な影響による環境問題としての認識が高まっている。

砂漠化、植被率、過放牧

SOx:ソックス

特になし

いおうさんかぶつ【硫黄酸化物】

硫黄酸化物:いおうさんかぶつ

(SOX)大気汚染物質。石炭や石油などの燃焼に伴い、燃料中に含まれる硫黄分が二酸化硫黄などの酸化物となったもの。発電所などから硫黄酸化物が大気中に煙とともに排出されると大気が汚染され、酸性雨の原因となる。日本では、大気汚染防止法による厳しい規制によって、発電所などでは高性能の排煙脱硫装置が設置されているため硫黄酸化物の排出は極めて少ない。脱硫の結果、石膏(硫酸カルシウム)として回収してセメント、建材などに利用されている。中国など発展途上国では未だ排煙脱硫装置が設置されているケースが少ないため、酸性雨による日本などへの広域汚染が問題となっている。日本の排煙脱硫技術の積極的な移転が望まれる。

特になし

酸性雨:さんせいう

(acid rain) PH (水素イオン濃度)が 5.6以下の酸性度の高い雨。石炭、石油などの化石燃料の燃焼で排出される硫黄酸化物(SOX)、窒素酸化物(NOX)などの大気汚染物質が雨に溶けて生成される。土壌や湖沼が酸性化することによって森林の枯れ死、魚介類の死滅など生態系に影響を与える。酸性雨は国境を越えて広域に広がる環境問題である。歴史的には 1960年代に北欧で森林被害や湖水の酸性化問題となり、 1970年代にはヨーロッパ各地で森林被害が報告されるようになるとともに、硫黄酸化物が上空の気流に乗って長距離移動して各国が汚染を受けていることが明らかになった。ヨーロッパでは 1979に「長距離越境大気汚染条約」が締結された。北米では 1991年にカナダとアメリカの間で酸性雨被害防止協定が締結された。近年の中国の高度経済成長に伴い、酸性雨の原因物質の排出量が大幅に増加し、日本への影響が懸念されている。

特になし

NOx:ノックス

特になし

ちっそさんかぶつ【窒素酸化物】

窒素酸化物:ちっそさんかぶつ

(NOx)(Nitrogen Oxides)窒素の酸化物の総称。通称ノックス。一酸化窒素、二酸化窒素、一酸化二窒素、三酸化二窒素、五酸化二窒素などがふくまれる。大気汚染物質としての窒素酸化物は一酸化窒素、二酸化窒素が主である。工場の煙や自動車排気ガスなどの窒素酸化物の大部分は一酸化窒素であるが、これが大気環境中で紫外線などにより酸素やオゾンなどと反応し、二酸化窒素に酸化する。窒素酸化物は、光化学オキシダントの原因物質であり、硫黄酸化物と同様に酸性雨の原因にもなっている。また、一酸化二窒素(亜酸化窒素)は、温室効果ガスのひとつである。

硫黄酸化物

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

DNA:ディー エヌ エー

(deoxyribonucleic acid)デオキシリボ核酸。ほとんどすべての生物の細胞内にある生体高分子で、遺伝情報を担う。DNA は二重らせん構造を持つ、長いひも状の高分子であり、細胞が必要とするさまざまなタンパク質を合成するためのプログラムが、 4種の核酸分子の配列の仕方で示されている。ヒトの細胞が分裂するとき、 DNA は特殊なタンパク質と結合して 23対の棒のような構造を持つ染色体になる。この 23本の染色体 2組のうちの 1組の中にある DNA 全体を総称してヒトゲノムとよぶ。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

共生:きょうせい

異種の生物が一緒に生活することで、その双方または一方の生物が利益を得る関係をいう。アリとアリマキの関係は双方が利益を得る例である。また、寄生も共生の一形態である。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

温暖化:おんだんか

特になし

地球温暖化

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

生態系サービス:せいたいけいサービス

(ecosystem service)生態系には、大気成分の調整、気候の調整、自然災害・土壌浸食の緩衝、水質浄化・水源涵養、廃棄物処理、花粉運搬、動植物への生息地の提供などの機能がある。そして食料・素材の提供、バイオ、農業、製薬分野などにおける遺伝子プールとしての価値、リクレーション機能の提供など経済的な価値そして科学的、教育的、審美的、倫理的といった存在価値など多岐にわたるサービスを人類に提供している。これら生態系の人類に対するサービスを評価することなく開発を優先して破壊してしまうと、人々は自然の恵みを受けられなくなるわけであるから豊かさを失うことになる。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

光合成:こうごうせい

植物が光のエネルギーによって大気中の二酸化炭素と水から有機物である炭水化物を合成すること。これによって二酸化炭素は固定され、酸素が発生する。光合成細菌の場合、光エネルギーによって二酸化炭素の固定を行うが、酸素は発生しない。1年間に地球上の陸上植物が光合成により固定する炭素の量は約 5.5× 1010トンで、海洋植物によるものが約 3.5× 1010トンと推定されている。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

里山:さとやま

里山とは、人跡未踏の奥山に対比して、集落、人里に接した山をいう。厳密な意味での定義は無い。関東地方の平地部では、クヌギやコナラ、シイといった広葉樹による森林が形成された丘陵、低山を指すことが多いが、平野あるいは台地上のものを指すこともある。このような山は、薪、炭の供給や落葉による堆肥づくりなど、地域の経済活動と密着した山であり、共有の入会地としての性格が強いものが多い。しかし戦後の石油エネルギーへの転換、また開発や防災事業によってほとんど失われているのが現状である。そのため、自然の攪乱地に成立する生物群集の一部が日本から失われる事態が危惧されている。現在、里山の入会地と生物の貯蔵庫としての機能の重要性から、全国で里山里林保存運動が展開されている。

入会権、景観、共同所有、原生林、自治会、スーパー林道、地域づくり、ナショナル・トラスト、農業近代化政策、文化景観、利用権、歴史的環境

生態系サービス:せいたいけいサービス

(ecosystem service)生態系には、大気成分の調整、気候の調整、自然災害・土壌浸食の緩衝、水質浄化・水源涵養、廃棄物処理、花粉運搬、動植物への生息地の提供などの機能がある。そして食料・素材の提供、バイオ、農業、製薬分野などにおける遺伝子プールとしての価値、リクレーション機能の提供など経済的な価値そして科学的、教育的、審美的、倫理的といった存在価値など多岐にわたるサービスを人類に提供している。これら生態系の人類に対するサービスを評価することなく開発を優先して破壊してしまうと、人々は自然の恵みを受けられなくなるわけであるから豊かさを失うことになる。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

生物多様性:せいぶつたようせい

生物は数多くの種に分化し、 35億年を超える進化の歴史を経てつくられてきた。生物のこのような時間空間的に多様化したありさまを生物多様性という。地球上には、名前がつけられているものだけでも 200万種、未確認のものを合わせると、その数倍から十数倍の生物が生育しているとみられている。生態学的には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性は生態系の安定に寄与するとされ、保全が求められている。

特になし

里山:さとやま

里山とは、人跡未踏の奥山に対比して、集落、人里に接した山をいう。厳密な意味での定義は無い。関東地方の平地部では、クヌギやコナラ、シイといった広葉樹による森林が形成された丘陵、低山を指すことが多いが、平野あるいは台地上のものを指すこともある。このような山は、薪、炭の供給や落葉による堆肥づくりなど、地域の経済活動と密着した山であり、共有の入会地としての性格が強いものが多い。しかし戦後の石油エネルギーへの転換、また開発や防災事業によってほとんど失われているのが現状である。そのため、自然の攪乱地に成立する生物群集の一部が日本から失われる事態が危惧されている。現在、里山の入会地と生物の貯蔵庫としての機能の重要性から、全国で里山里林保存運動が展開されている。

入会権、景観、共同所有、原生林、自治会、スーパー林道、地域づくり、ナショナル・トラスト、農業近代化政策、文化景観、利用権、歴史的環境

二次林:にじりん

(secondary forest)森林が破壊された跡に種子や萌芽などにより再生した森林。成長が早く強い日光の下で成長が良好な陽樹が優占する。西南日本では人間による改変が弱いとシイやカシなどが萌芽した萌芽林、強い改変を受け続けるとアカマツを中心とする二次林となる。東北日本では、コナラやクヌギ、アカマツを中心とする二次林となる。武蔵野の雑木林、中国地方で見られるアカマツ林は典型的な二次林である。

潜在自然植生、育成林、現存植生、萌芽

里山:さとやま

里山とは、人跡未踏の奥山に対比して、集落、人里に接した山をいう。厳密な意味での定義は無い。関東地方の平地部では、クヌギやコナラ、シイといった広葉樹による森林が形成された丘陵、低山を指すことが多いが、平野あるいは台地上のものを指すこともある。このような山は、薪、炭の供給や落葉による堆肥づくりなど、地域の経済活動と密着した山であり、共有の入会地としての性格が強いものが多い。しかし戦後の石油エネルギーへの転換、また開発や防災事業によってほとんど失われているのが現状である。そのため、自然の攪乱地に成立する生物群集の一部が日本から失われる事態が危惧されている。現在、里山の入会地と生物の貯蔵庫としての機能の重要性から、全国で里山里林保存運動が展開されている。

入会権、景観、共同所有、原生林、自治会、スーパー林道、地域づくり、ナショナル・トラスト、農業近代化政策、文化景観、利用権、歴史的環境

里山:さとやま

里山とは、人跡未踏の奥山に対比して、集落、人里に接した山をいう。厳密な意味での定義は無い。関東地方の平地部では、クヌギやコナラ、シイといった広葉樹による森林が形成された丘陵、低山を指すことが多いが、平野あるいは台地上のものを指すこともある。このような山は、薪、炭の供給や落葉による堆肥づくりなど、地域の経済活動と密着した山であり、共有の入会地としての性格が強いものが多い。しかし戦後の石油エネルギーへの転換、また開発や防災事業によってほとんど失われているのが現状である。そのため、自然の攪乱地に成立する生物群集の一部が日本から失われる事態が危惧されている。現在、里山の入会地と生物の貯蔵庫としての機能の重要性から、全国で里山里林保存運動が展開されている。

入会権、景観、共同所有、原生林、自治会、スーパー林道、地域づくり、ナショナル・トラスト、農業近代化政策、文化景観、利用権、歴史的環境

棚田:たなだ

(rice terraces)山間部などの傾斜地に階段状に整備された稲作地。現在、農林水産省では傾斜の度合いによって棚田を定義しており、傾斜度が 1/20を超える水田を棚田と認定し助成金を交付している。近世以前の灌漑技術が未熟な時代には、水田は主に傾斜のある土地に作られることがおおく棚田は日本の一般的な水田形態であった。近代化以降、農業機械の導入により耕作地の集約化、大面積化が進むにつれ棚田も比較的傾斜の緩い地域では大規模化に成功したが、山間部の急傾斜地の小規模な棚田は大規模化に莫大な費用がかかることから営農放棄される場合も多かった。棚田は、河川などからの灌漑用水設備を付帯しているため山間部の降水を水平方向に発達した用水路に一時的に貯留することが可能であり、水田および用水路に降水を貯留することで洪水調整機能を発揮する。また、多くの棚田は地すべり地形上に築かれており工作を行うことで地すべり発生を抑止している。棚田の面積は 22万 ha であり日本全国に分布しており、 1999年に農林水産省が棚田百選を選定している。現在棚田の国土保全、生態系保全、健康休養機能に注目し、日本各地で棚田の保全、復元が行われている。

特になし

里山:さとやま

里山とは、人跡未踏の奥山に対比して、集落、人里に接した山をいう。厳密な意味での定義は無い。関東地方の平地部では、クヌギやコナラ、シイといった広葉樹による森林が形成された丘陵、低山を指すことが多いが、平野あるいは台地上のものを指すこともある。このような山は、薪、炭の供給や落葉による堆肥づくりなど、地域の経済活動と密着した山であり、共有の入会地としての性格が強いものが多い。しかし戦後の石油エネルギーへの転換、また開発や防災事業によってほとんど失われているのが現状である。そのため、自然の攪乱地に成立する生物群集の一部が日本から失われる事態が危惧されている。現在、里山の入会地と生物の貯蔵庫としての機能の重要性から、全国で里山里林保存運動が展開されている。

入会権、景観、共同所有、原生林、自治会、スーパー林道、地域づくり、ナショナル・トラスト、農業近代化政策、文化景観、利用権、歴史的環境

共生:きょうせい

異種の生物が一緒に生活することで、その双方または一方の生物が利益を得る関係をいう。アリとアリマキの関係は双方が利益を得る例である。また、寄生も共生の一形態である。

特になし

生態系サービス:せいたいけいサービス

(ecosystem service)生態系には、大気成分の調整、気候の調整、自然災害・土壌浸食の緩衝、水質浄化・水源涵養、廃棄物処理、花粉運搬、動植物への生息地の提供などの機能がある。そして食料・素材の提供、バイオ、農業、製薬分野などにおける遺伝子プールとしての価値、リクレーション機能の提供など経済的な価値そして科学的、教育的、審美的、倫理的といった存在価値など多岐にわたるサービスを人類に提供している。これら生態系の人類に対するサービスを評価することなく開発を優先して破壊してしまうと、人々は自然の恵みを受けられなくなるわけであるから豊かさを失うことになる。

特になし

生態系:せいたいけい

エコシステムともいう。自然界には、生産者とよばれる、無機物から有機物をつくりだす植物や植物プランクトンなどと共に、それらを直接間接的に取り入れて生活する消費者とよばれる動物などが存在する。さらに生産者や消費者の遺体や排出物を無機物にする、分解者とよばれる細菌や菌類なども共存する。生産者、消費者、分解者から成る生物群集は、それを取り巻く光、水、空気など、非生物的環境と密接な関係を保って生きている。生態系とは、ある独立した地域における生物群集と非生物的環境の総称である。例として、海洋生態系、森林生態系、砂漠生態系などをあげることができる。

特になし

 
 
 
©2012 tadahiro mitsuhashi